法喜山 陽受院 誓願寺 浄土宗西山禅林寺派
撮影地:愛知県名古屋市昭和区滝川町
LUMIX GX7・LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
LUMIX GX7MK3・LEICA DG SUMILUX 25mm F1.4 ASPH.
本堂
LUMIX GX7・LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
当山は、正式には〈法喜山 陽受院 誓願寺(ほうきさん ようじゅいん せいがんじ)〉と号し、開山上人お手植えの菊桜に因んで〈櫻 誓願寺〉とも称されます。
京都にある永観堂禅林寺を総本山とする浄土宗西山禅林寺派に属するお寺です。
ご本尊に阿弥陀如来をお奉りし、宗祖・法然上人より派祖・西山上人へと受け継がれた阿弥陀如来のお慈悲を深く信じて、この身このまま、ありのままに「南無阿弥陀仏」と称える〈白木の念仏(しらきのねんぶつ/人の計らいを超えた彩りのない念仏)〉の教えを宗旨とします。
古文書によると、久安2年(1146)に三論宗の僧侶である永澄上人が、中島郡(現在の稲沢市)に創建とありますが一時廃絶します。その後、元亀3年(1572)に比叡山での学問修行を終えた空範天室上人によって清州(現在の清須市)に浄土宗寺院として再建されました。
慶長14年(1609)から元和2年(1616)にかけて徳川家康公によって行われた清州から名古屋への都市移転事業〈清州越し〉の際に、現在の名古屋市中区白川町(当時は南寺町)に移転しました。それ以来、当地において江戸・明治・大正・昭和と300年来の伝統を保ってきましたが、昭和17年に太平洋戦争の戦災から逃れるため現在地の八事に移転することになったのです。
誓願寺HPより