石仏 馬頭観音 住久保 中馬街道
撮影地:岐阜県土岐市曽木町住久保
中馬街道は本街道ではないので、宿場というものは無いが中馬が年に何千駄と通るので、途中には
自然と馬宿とか馬方茶屋といったものが出来た。曽木には大草と中洞に馬宿があった。ここ中洞の
小木曽敏夫氏宅を今も「うまやど」と土地の人は呼んで居る。
自然と馬宿とか馬方茶屋といったものが出来た。曽木には大草と中洞に馬宿があった。ここ中洞の
小木曽敏夫氏宅を今も「うまやど」と土地の人は呼んで居る。
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馬宿跡は何か残っているのかウロウロしていたら犬に吠えられた。
諦めて歩き出したら後ろから声を掛けられた。
中馬街道の撮影ですか?
そうですと答えると
馬宿跡は何も残っていませんと宜しければと「NPO法人 曽木まちづくり協会」の素敵な曽木散策マップを頂いた、パソコンでA4にプリントしたものを持参していたが醜かったので知識のない私には大変有難く頂いて活用しています。
雑談で昔は馬宿で馬を休めている間、馬方は曽木の温泉に浸かっていたようですと。
昔、この曲がり角で事故が多発し近所の7軒で造立したもので、毎年5月5日を供養日として、現在では5日に近い日曜日に供養している。造立後事故はないと言われている。
通りかかったところの庭に馬頭観音が
庭を掃除していた方に撮影許可を頂いた。
先々代の頃、山の中から庭に持ってきたと聞いていますと。
江戸時代のものである。六道に輪廻転生する亡者を救うためという。
寺の須弥壇脇の飾りの布製の幢幡が6組または8組を合わせた形として石造物になったと思われる。
六画幢とも呼ぶ。単制の石幢である。単制石幢では県下で最も早い時期に造立された一つである。
立年代不明、元々屋敷内に有ったものが、当地に移転されたものと思われる。
水神は水を司り、火災を防ぐ神、稲作の神でもある。
参考:土岐市「中馬街道散策マップ」より