【例祭日】 十月第一日曜日
【由緒】創祀未詳。元禄14年再建の棟札がある。昭和6年3月1日陶町大川字十三塚鎮座無格社天神社を合併する。ここ大川は、美濃焼創業の地で、八王子神社には大川窯四代目羽柴与左衛門景度作(1701)の狛犬をはじめ、享和、天保等の美濃焼狛犬が奉納されており、大川の狛犬群として市の文化財に指定されている。当神社には、寛永2年(1625)創建の棟札が残っているが、羽柴与左衛門の狛犬は、大川焼の歴史から考えると元亀・天正の頃(1570年代)の作と推定され、少なくとも寛永2年より50年前には何らかのお社があったか、浅間神社から狛犬を移したものと考えられる。参道入り口の鳥居は明治30年の建立、傍らに目通り周囲四メートルの神杉がそびえ、石段を登りつめた広場には立派な舞台がある。昔はここで芝居や踊りが演じられたものであるが、今は使われていない。10月の例祭日には、浅間神社のマイド(遥拝所前広場)から、ここまで、行列を作って詣でる。
【由緒】創祀未詳。元禄14年再建の棟札がある。昭和6年3月1日陶町大川字十三塚鎮座無格社天神社を合併する。ここ大川は、美濃焼創業の地で、八王子神社には大川窯四代目羽柴与左衛門景度作(1701)の狛犬をはじめ、享和、天保等の美濃焼狛犬が奉納されており、大川の狛犬群として市の文化財に指定されている。当神社には、寛永2年(1625)創建の棟札が残っているが、羽柴与左衛門の狛犬は、大川焼の歴史から考えると元亀・天正の頃(1570年代)の作と推定され、少なくとも寛永2年より50年前には何らかのお社があったか、浅間神社から狛犬を移したものと考えられる。参道入り口の鳥居は明治30年の建立、傍らに目通り周囲四メートルの神杉がそびえ、石段を登りつめた広場には立派な舞台がある。昔はここで芝居や踊りが演じられたものであるが、今は使われていない。10月の例祭日には、浅間神社のマイド(遥拝所前広場)から、ここまで、行列を作って詣でる。
(岐阜県神社名鑑より)