五丁目観音堂 石仏 馬頭観音 中馬街道
撮影地:愛知県瀬戸市品野町
江戸時代後期に信州飯田街道沿いに は、地蔵菩薩や馬頭観音などの石造物が 多くみられたようですが、街道の要衝で あり当時東屋玉屋の茶店があった傍らに 明治 15(1882) 年に合祀されたのが、こ の観音堂の始まりといわれています ( 平 成 6 年観音堂再建寄付者芳名板より )。 堂の奥には地蔵菩薩・行者・儒者像が 刻まれている明治 21 年造の「木之本地 蔵」をはじめ、11 体の石造物が 2 列に 並んでいます。全て表面には鮮やかな彩 色が施されています。 品野祗園祭の山車は、現存する南部の 1 台のみならず、東部等のシマがもつ山 車が他に 2 台あったと伝えられており、 それらが、この観音堂の前で集結したと いいます。 瀬戸市交流活力部文化課より