四季の旅人写真館

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臥龍山 林昌寺 中馬街道

 臥龍山 林昌寺 臨済宗妙心寺派 中馬街道
撮影地:岐阜県瑞浪市陶町大川

 

 

LUMIX GX7MK3・LUMIX G VARIO 12-32 mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

 

寛延二年(1759) 霊場巡拝記念碑 観音像

 

享保十七年(1732) 三界万霊塔
陶町林昌寺辻のものは笠塔婆型で「享保十七壬子歳四月 施主大川村住吉川伝兵衛」とあり、 西国巡礼連中による聖観音像や地蔵尊石像と並んでいます。

 

 

臥龍山

 

林昌寺

 

 

本堂

 

慈母観音

 

 

六地蔵

 

 

林昌寺は延徳2年(1490)土岐氏十五代持頼の子と伝えられ、臨済宗聖沢門派の祖となった、東陽英朝が開山した寺と伝えられています。
 山号臥竜山は、竜が雲を呼び天に登ることを意昧し、開基である小里氏の意気込みが込められています。
 境内墓地内にある開山塔(無縫塔)は永正元年(1504)建立とあるが、市内でも一・ニを争う立派なものです。
 また、境内の観音堂には明治41年に催された36首の俳句額が掲げられており、当時の文化交流の盛んだった様子を物語っています
 
 
大川林昌寺の開祖「東陽英朝」は、たいへんな高僧で土岐持頼の子と言われていますから、林昌寺建立の1490 年には既に小里氏(土岐氏一族)の所領であったと考えられます。
 なお、東陽英朝は大川林昌寺開山後、法雲山定彗寺(岐阜市)、龍慶山少林寺各務原市)などを次々に開山し晩年は八百津に住み天寿を全うしたようである。



参考:「ぶらっと散策 みずなみ」より